(前回からの続き)
ここに載せたのはクライアントに書いていただいた『喜びの声』の一部です。
「腰痛が良くなっただけでなく、生理痛と冷え性が治まってきました。」
「生理痛がひどいときは、1日に2回も薬を飲んで耐えてきたが、今は薬を飲まなくても大丈夫になった。」
クライアントの主訴は腰痛で、生理痛のことは聞いていませんでした。最初に、聞いていなかった私も良くないと思うのだが、(男性である私に)生理痛のことを相談しにくい、あるいはカイロプラクティックで生理痛が改善するとは、想像もされていなかったということが考えられます。(今は、相談にいらっしゃった時点で、生理痛やPMSがあるかと言ったことも、チェック形式で書いていただくようにしています。)
少し専門的な話になりますが、カイロプラクティックの主目的は、神経系の働きを整えること。
生理痛に関してお話をするのであれば、子宮の働き、またはホルモンの働きを司っているのは、自律神経です。生殖器の場合、交感神経はL1-L3。副交感神経はS2-S4が主に支配しています。
カイロプラクティックのアプローチは、まず腰椎上部、仙骨のアジャストメント(調整)。生殖器の働きを向上させることができます。ホルモンを分泌する卵巣への刺激も、腰椎と仙骨のアジャストメントでカバーできます。
しかし、ホルモンを調整している本当の部位は視床下部にあります。視床下部から脳下垂体でへの信号を滞らせないためには頚椎、特に上部頸椎C1アジャストメントを無視することはできません。
話が長くなりましたが、生理痛は良くなる!ということ。
改善のカギは、自律神経系の働きを整えること。
生理痛からに抜け出すためには、自律神経系の働きを整えることを目的とした治療院・施療院で、施術を受けることは必須ではないでしょうか?
お読みいただいてありがとうございました。